最近

最近はネオアコとヒップホップをよく聞いてる。遅ればせながらタイラーザクリエイターにはまってしまい、どこかファックを入れる隙間を演奏中に狙っているけれどない。

原さん(ハラカズトシ)とステーキに行った時、原さんプライマルスクリームのファーストを貸してくれた。僕はプライマルスクリームをかっこいいと思ったことなかったけど、ファースト聞いたら好きになった。

げんべいのビーサンを3つ通販した。

「しばらくひとりでいたい」のアレンジを変えた。

カセットテープMTRを中古で買った。

タモリ論』を発売日に買って読んだ。これについてはできたら詳しく書きたい。

すごい高いスタジオに深夜潜入してそういう感じのノリの音源を録った。公開される事のない曲。どういうんだったかもう忘れてしまった。

人の気持ちをつなぎ止めるのはけっこう大変な事らしい。みんな移り気だ。とくに若いとそれが顕著らしい。某冷静な人が言うにはそうらしい。まあたしかにそうかもしれない。それをどうにか繋いでおけるように努力をするらしい。そういう話を聞いた。大変だなあと思った。目的がずれてるじゃないかと思ったけれど黙って聞いておいた。

太極拳

5、6月とライブ多い。フィーリングは一周して戻ってきた感じで、またここかあとちょっと面白がっている。欲が出ると固くなる。固いのはあんまし面白くない。けど欲が出ないと良くなってかないから固まって和らげての繰り返しって、これどうにかならないもんなんだろうか。俺たちの癖なのかどうか。ま、わかんないけど今はいろいろいい感じだ。

昨日はナノムゲン。東京ドームシティーホール。いやあ広いと気持ちよさひとしお。ほんとにいい機会与えてもらった。田我流が「ヒップホップにはやっぱ栄光が似合う」て歌うのいつもぐっとくる。昨日やりながらやっぱこれだよなあ、ロックバンドはやっぱこれくらいが似合うよなと思った。それこそ、あの鐘を鳴らすのは俺って気分。



ダニエル・クロウズの「ザ・デス-レイ」日本語版が出た。
実は輸入版をこないだサヌキくんが貸してくれてて、読むというか眺めて楽しんでいたところこのニュース。うほーいと買いに行って、読んだ。感想は言いづらい。もしかしたら僕はちょっと色々と知りすぎた、もしくは知ったということにして逃げたのかもしれない。あ!これはどうやら後者のようだなという。そんなにおい。夜明の人の少ないほとんどいない新浦安駅の静けさに僕は襲われるのだった。



新造圭吾氏の新刊「みどりの星」が超絶おもしろかった。添えたい言葉は特にない。うおおおおと叫びたい。



deerhunterの新しく公開された動画がよかった。


Deerhunter Sunday Redux from John Albrecht on Vimeo.

51+

ライブ三本終えた。
金曜日、シャムキャッツ×moools。日曜日下北沢インディーファンクラブ。今さっき月曜日rojiでソロ。どれも違う雰囲気でとても楽しめた。mooolsとのツーマンはちょっと気合い入りすぎちゃったかな。自分としては硬かった。mooolsみてたら泣けて来た。ものすごいかっこよかったので。


今日のソロはご一緒したのが韓国の404というバンドとWedanceというバンド。韓国の二組が来るという事でナイスな感じにしてやーという話いただいて、面白そうだなあと思ったのでやらせてもらった。

404は韓国の有名な音楽賞の新人賞をもらっていると聞いた。とても興味深い音楽だった。リズムが土臭くて気持ちいいのだけどどうやら歌詞は重めなのかな?と感じて、何についてうたってるのかディフィカルトトゥーセイだと思うけど教えてって聞いてみた。景色じゃなさそうだし、君自身のハートについて?みたいな感じのカタコトの英語で訊ねた。そしたら、ストーリーを歌ってると。ということは歌の中にいるキャラクターについての表現をやってると言ってた。なるほど。あとで歌詞カードじっくり読むつもり。
逆に、「『忘れていたのさ』は吉祥寺とか僕の知ってる地名も出て来たけど、あれは写真を撮るような感覚で歌ってる?」と聞かれて、おおお、その通りだよ!と嬉しくなった。言葉はいっこ分かると早い。

Wedanceはクレイジーなダンスミュージックをソニックユースが好きな変な女の子が歌ってるっていうような感じだった。すごくいい意味で。音楽もちょっと変わってるしメンバーのキャラも変だなあという事にライブの途中でおそらく誰もが気づくんだけど、そのころになるとバンドのプリミティブなメッセージもぐっと芯に迫って来る歌だった。おもしろかった。

『51+』というZINEを買った。韓国のインディーフェスの様子を写真に収めたジンだ。もちろん音は聞こえないけれど写真からどんなバンドなのかそうぞうするのが楽しい。どうやら雰囲気はこっちにすごく似てる。仲良くなれそうな人たちがいっぱい載ってる。
あとがきのところに、日本語で文章があった。すごくグッときた。写真に収められているフェスがどういういきさつでどういうコンセプトを持って行われたのかが書かれている。
小さな規模の音楽の作り手たちの活動に対して、より最適な環境を提供するため、また利益を求めるだけではなく他の地域にも新たな音楽シーンをつってくために作られた組合のもと行われているフェスであること。国家や行政の干渉のなるべく少ないところで「連帯して自分たちの力で」活動できる場を構築することを目的としてること。そして、そういう場がもっともっと生まれてくる事を楽しみにしている、と。

泣けるなあ。

中でも「だよね」と思った51+開催趣旨=伝統についての一行がこれ。

「“インディーズ”ではなく、“自立”というコンセプトのもと、新進アーティストを“攻撃的に”配置する。 ※私たちは“インディーズ”という言葉はあまりに広範囲で中身のないあいまいな名称であると考えている。私たちが何より大切にしているのは“アイデンティティー”である」

これは、誰も言ってないけど多分下北沢インディーファンクラブと一緒なんじゃないかなあ。まあ、基本的には楽しめればいいから難しく考える事ないけど。
でも「インディー」っていうのが僕たちにとって「メジャー」の対義語じゃないし、サイズが小さいとか「自主だ」という意味が重要なんじゃなくて、それはあくまで表層にでてくる分かりやすいワードなのよってことは現場に来ている人以外には伝わりずらいのかなあというのは、たまに、もうちっと知ってもらえたらいいなあとは思うんだな。あ、だからメジャーとかインディーとか実は本来的には関係ないってこと。僕もメジャーでやってみたいし。やることは変わらないはずだから。
「インディー」て言葉が51+のあとがきにあるように「自立すること」であるとすれば(僕はそう思ってるけど)、そういうやつらが集まって一つの町でお祭りをやることって、東京でやってるけど、東京へのカウンターたりえるはずなんだよね。僕たちより外側への進攻。大げさに言えば、一つの価値観の表明。
北海道でライブした時に、「インディーファンクラブに行って、いいバンド沢山見て、ああいうのが札幌でやれたらなあって考えました」って話してくれたコがいた。ああこういうことだなあと思った。そのコたちは今年も来てて、大いに楽しんだ様子。北海道だけじゃなくて、地方から来たって人にけっこう話しかけてもらった。シャムキャッツは二回目から参加させてもらってるけど去年あたりからなんだか広がってるのかなあって感じがしてた。
あと、ここ何年かの東京の面白さ、インディーファンクラブに集約されると言い切れないほどにいいアーティストがいまくるってのがわくわくする。出てないバンド多い。


ちょっとあつくなっちまった〜。


ZINE見てて思ったのはシンプルで、こういうふうに写真で残してそこに言葉を添えることって大事だなあって。そういうの結構苦手だけど、やんなきゃ面白くないなあと。手始めにファンジンでも作ってみるかな、と思ているしだいでございます。

power

ふと思ったんだけどセ・リーグとかパ・リーグって略し方けっこうすごい。めちゃめちゃ縮めてるもん。

昨日は雨だったけどNEU!のTシャツ着たすごい美人を見た。いい日だ。

こんなことはツイッターに書けばいいのだろうけれどなんとなくタイピングしたくなったのでポンコツiBook G4を開いたのだった。真っ白で可愛い。めちゃ遅い。

ツイッターを始めてからあまり人に電話しなくなった。特に酔っぱらった時など、駅から家までの道のりでそのとき気の向いた女の子に電話したり。そういえばしていない。僕は「ライブあるんだけど」という口実を準備している。集客のために電話するのね都合のいいヤツだわと思われたらどうしようと思った事はそういえばない。声が聞けたら優しい気持ちになるのさそれでオッケーさみたいなぬるいロマンチックもなく(いや、それはあったかも?)、しかしあのちょっとした楽しみ、僕はいつのまにやら手放していたみたいなのだ。といって、さあ!と今晩から電話する男子に可愛げなどないし。
さてと。カレー食いにいこう。


タペストリー

自転車が撤去されたのをとりにいった。3000円。高いなおい。あと1日で廃棄処分というギリギリで救出した。梅雨がらしくなくて助かった。気持ちよく帰って来れた。

自転車がない間、約一ヶ月、ちょうどいいやと思ってダイエットの為やたら歩いた。毎日4、50分くらい。冬に3キロ太ったので運動しなきゃなあと思っていたし、あと、最近なんでもないことを考える時間がなくて俺かわいそうだなと思っていたのでその時間にもなるかなというのもあり。
実際歩いていると考えは沈殿しないし、例えば用事をすませて帰って、まだやる事あるって時、電車ですぐ帰ってしまうとなんとなくスイッチが入らないのが歩いて帰るとなんだか入りやすかった気がして、いいかもと思っている。部屋までにじっくり気持ちが変わってるぽい。

パステルズの新譜がすこぶるいい。来日してくれないかな。見たいな。


そういえば初めてのリキッドルームはすごくやりやすくて好きな音だった。またすごくやりたい。今年に入ってから新しいギターを買って、アンプもVOXにしたんだけどやっと慣れて来たというか少しずつ感じをわかってきた。こうなると録音がしたくなってくるけれど、そのまえに曲作りをゆっくりしたい。まああまりゆっくりもしていられないけれど、今音楽を聴くのがすごく楽しいしのでしっかりしみ込ませたい。なんだか敏感になっている感じがする。開発されてしもた。もう戻れないぜ。

おまけのはなし

インスタで友達がいいねしてる絵にすごく惹かれるのがあった。おーこんなかっこいい絵描く人いるんだなあとフォロー。覗き見。しばらくするとあれ?「ジオラマ」の中に見覚えある絵が。あ!あの人だ!サヌキナオヤだ!「ジオラマ」に参加しているという事はスカートのサワマンと知り合いに違いない...チャンスだ。
すぐさまサワマンに繋いでもらう。サワマンナイス!ありがとう。
サヌキ君、Tシャツのオファーをこころよく受けてくれる。数日後ミーティングしましょうという事で渋谷で待ち合わせ。俺、先につく。緊張。サヌキ君くる。あ、どうも、はじめまして!今回はありがとうございますほんとうれしいっす...。
「きっかけはインスタなんです。友達のいいねで知りました」と伝えるとサヌキ君、意外なような安心したような表情。「誰かのてこ入れなのかとか余計な事も考えたんですけど違ったんですね〜びっくりしてたんです!」みたいな事を言う。はて、最初はよくわからなかったのだけれど聞くとサヌキくんは小田島等チルドレンだったのだった!
小田島さんは師匠みたいな人なんですと言う。おおお。僕は全然そんな事知らなかったしサヌキ君の絵を「オダジに似てるな」と思った事なかったから驚いた。
サヌキ君としてはいったいどのルートで話が来たのかとか色々と考えてしまったらしい笑。
このやりとりで一気に距離が縮まった。僕は今まで出会っていなかったけど友達ここにいたか!と思ったし、あとは、好きな感じってやっぱ通じちゃうというか、同じ匂いって自然と嗅ぎ付けちゃうもんなんだなあと思った。

何度か会って絵を見ながら話した。僕は「これ、すげえいいっす。」「こっちよりこっちのが好きな感じかな。」「UFO入れてみてもらっていいすか?」とか勝手に喋っていれば良かったのですごく楽しい時間だった。
普段、人と時間を決めて待ち合わせてどっか喫茶店に入って話す〜なんてことはほとんどない。知り合いになりたての人となんて余計にそうだ。こういう機会じゃないとしない。
なんかクラス替えのあとになんとなく仲よくなりそうな感じのやつとちょっと話してる感じの大人版の会話。「これ、好き?」「あ、知らない。」みたいなやりとりを久しぶりにした。

で、これだー!ってなったのがあの絵。

new tee shirt "SEA" !!!

じゃーん。



Tシャツ新しいのできました! その名も「SEA」!
海に浮かぶ少年が月を覗いております。
いやー、いい。早く欲しい。


デザインは雑誌『ジオラマ』などでも活躍中のサヌキナオヤ氏!ここで少し絵見れます☞http://www.pixiv.com/users/885617


僕がファンで、依頼しました〜。
サヌキくんすごいナイスガイで、すっごくいっぱい絵を描いてくれました。
何度か会って話して、これが出来上がりました。すごくいい時間だったので、違う機会にどんな感じだったかかこうと思います。

絵柄わかりやすいのも用意しました↓

 

 

バンド名がない...?
海に浮かぶ少年の水面をよくご覧ください。「SIAMESE CATS」てちゃんとあります。


サヌキくんの絵はダニエル・クロウズとかエイドリアン・トミネみたいなアメコミの匂いもしつつ、
純日本の漫画感、水木しげるとかつげ義春のエッセンスもちゃんと前に出てるのがほんとぼくのツボで、初めて見た時は「こんなかっこいい絵描く人いたかあ…。」と驚きました。
そんなサヌキくんと作れてよかった!さんきゅー、サヌキくん!

ボディはGILDANを使ってます。http://magcorp.co.jp/catalog/product/3



6/22のmooolsとのツーマン@晴れたら空に豆まいてから売り出します!この夏はこれで。あ、価格は2500円です。


あと、もうすこし準備に時間がかかりそうですなんですけど7月から通販も始める予定です!ライブこれない方もこれで買える。よしゃ。
送料などどうなるのかとかはまたその時に。

ではでは